極寒キャンプ in 自然の森ファミリーオートキャンプ場
March 2004
じろじろが、小学校を無事卒業した。おめでとう!Mamaが、○○回目の誕生日を迎えた。おめでとう!アクシデント(play with dog Under the Sky参照)に見舞われたコーディーが、いつものコーディーに復活した。おめでとう!ということで、三つのおめでとうキャンプへ出かけた。行き先は、自然の森ファミリーオートキャンプ場。今回はいろんな出会い有りの、とても楽しいキャンプになった。が、今まで、一番凍える夜を経験したキャンプでもあった…。

ファイヤープレースでの、ノーリードタイム
連休の初日、にーおーとじろじろの水泳の練習の終わるのを待って正午を少しまわった頃、自然の森ファミリーオートキャンプ場へ向けて出発。約1時間30分のドライブである。最近車に慣れてきたコーディーにとっても、ストレスなく乗っていられる時間である。ところが阪神高速池田線北行きが10kmの渋滞と、ラジオからアナウンスが!急遽ルート変更、近畿自動車道から中国自動車道そして地道で池田を経由して能勢へのルートをとることに。しかし、この選択が大失敗!地道がとんでもないほど渋滞していて、池田を抜けるのになんと2時間もかかってしまった。
いつもより1時間以上かかって、自然の森ファミリーオートキャンプ場に到着。早速、Mamaとサイト設営に取り掛かる。未だにタープを綺麗に張れない。時間もかかる。まだまだ修行が足りないようだ。にーおーとじろじろは、コーディーを連れて、場内を散歩。この日はお客さんも少なくワンコ連れのファミリーは我が家だけだったので、奥まった場所でコーディーお待ちかねのノーリードタイム!アクシデントの後、しばらくしゅん太郎モードだったコーディーがやっと復活した。山を駆け巡っている姿に、ほっと胸をなでおろす。やっぱり、走っている姿が一番よく似合う。
アクシデントの、傷跡・・・
やっと設営も終わり、コーディーと一通り遊んだ後夕食の準備に取り掛かる。本日のディナーは、ローストビーフ。これまた使いこなせていないダッジオーブンうを使って、Mamaがチャレンジ。ところが(?)これが、大成功!むちゃくちゃ、美味しかった!Mamaの腕が上がったのか、素材がよかったのか?夕食の後は、にーおーとじろじろによる焚き火タイム。こんな時は、兄弟一致団結して仲が良い。翌朝用の薪までも、燃やし尽くしたところで少し冷えてきた。軟弱な我が家は、テントの中へ、シュラフの中へ、おやすみなさいとなる。極寒キャンプの始まりである…。
寒い時期のキャンプの時は、段ボール箱を持参しばらしてテントの中に敷き詰めその上に銀銀マット。その上に毛布を敷いて寒さを防ぐと言うのが我が家の常套手段である。ところが今回は、数日前温かい日が続いた事もあって、ダンボールを持って行かなかった。(これが、大失敗!)全員シュラフに潜りこんで、消灯。いつもならすぐ爆睡のはずが、なかなか眠れない。どうも顔が痛い。さらに、シュラフの奥へと潜りこむ。眠れない。おかしいな、何が違うのかな?ん?寒い?寒い!
そう、寒くて寒くて眠れないのである。いつも端っこで寝ているが、テントの中がひどい結露で少し動くと水滴がシェラフに付く。ますます、冷える。夜中に何度もトイレに立った。にーおーも、何度も行っていた。みんな言葉には出さないが、必死で寒さに耐えているようだった。早く朝が来ないかと、早く太陽が昇ってくれないかと、こんなに真剣に思った事はなかった。やっと朝が来たが、みんな凍えて声も無い。火をおこして、暖を取る。少しずつ、身体の感覚が蘇ってくるような感じがした。朝ご飯は、豚煮込みうどん。昨日の、ローストビーフより美味く感じた。何より、温まった。

さっ、さむい!

いい感じに、湯気が上がって・・・

温かくって、美味かった!
ようやく温まってサイトでコーディーと戯れていると、小さな女子2人が近づいてきた。コーディーに興味があるようだ。万一の事が無い様にリードをしっかり持って、Mamaと2人で付きながら遊ばせてあげた。と言うより、コーディーが遊んで貰っていた。少しして女の子のご両親やお友達の方が、私たちのサイトへコーディーを見に集まってこられた。大勢の友好的な人たちに囲まれてコーディーは上機嫌である。立ち話をしていると一人の方が、「あちらのテントは、オールコットンで素晴らしいですよ。」と案内してくれた。オーナーのご好意により、テントの中にいれてもらうと…温かい!テントの中にストーブが!
オールコットンなので通気性がよく、結露も一切無いそうだ。冬は暖かく、夏は涼しいらしい。前夜凍えた一夜を過ごしたMama、にーおー、じろじろは、一目惚れ!「こんなテントで、キャンプがしたい!」オーナーのベッカム & キャサリンご夫妻のとてもセンスのいいサイトを見て、Mamaが連呼していた。色々話を伺っていくうちにサイトに掛けておられたプレートを見てMamaが「間違ってたらごめんなさい。もしかして○○君?」なんと、Mamaとベッカムさんは高校の同級生で、1年生の時は同じクラスだったと言う事が、判明した。偶然って、本当にあるんですね!
ベッカム & キャサリンさんの素敵なサイト
むちゃくちゃ寒かったけど、同級生の出会いと素敵なテント(フランスのマルシャル社製)と出会えて、とても楽しい時間が過ごせた。MamaがGETしたがっているマルシャルのテントは今では日本で入手できないらしい。しかし、個人輸入でGETされた方がいらっしゃる事を聞き、がぜんGETに向けてがんばるMamaである。カヌーがまた一歩、遠のいて行くようだ・・・。
2004/3/20.21