男3人若葉マーク付きスキー(兵庫・ハイパーボール東鉢) 
February 2004
1月下旬、にーおーが学校からのスキー合宿へ参加した。帰ってきて開口一番、「スキー、行こー!」生まれて4回目の私、2回目のにーおー、初めてのじろじろ。スキー超初心者軍団が無謀にも、3人だけでスキーへ行くことになった。さー問題は、どこへ行くかである。雪道を運転した経験の全く無い私にとって、スキー場までの道路の状態や車の準備がとても不安だった。友人・知人やネットで知り合った方に色々相談して、行き先はハイパーボール東鉢と決定。車も、念のため4WD + スタッドレスタイヤのレンタカーを借りる事にした。

文句のつけようの無い、良い天気
余裕を持って、AM5:00に大阪を出発。いつもよりゆっくりとしたペースでのドライブ。途中渋滞や、事故、雪によるトラブルもくAM7:40に到着。好天にも恵まれ、不安だった雪道の運転も全く問題なかった。(道路の状態が、雪道と言うほどでは無かったかな)
超初心者3人なので、午前中はスクールに入って教えて貰う予定である。が、スクールはAM10:00から。あたりを散歩したり、車で休んだりして時間を潰した。スキーとブーツをレンタルして、スキースクールの申し込みもして準備万端。やっとAM9:50、スキースクールの集合場所へ。スノーボードスクールも併設されていて、大勢の人で賑わっていた。スキースクールは、我が家の貸しきり状態!超初心者3人の面倒を見る先生が、ちょっと気の毒に思う…。
レッスンのポイントまで、スキーを担いで向かう。一見平坦に見える場所で、レッスンスタート!スキーの装着から教わって、ごくゆるい斜面を5mほど滑り出す。私もにーおーもスキーを一応経験しているが、全く初めてのじろじろが心配だった。が、要らぬ心配だった。すぐに、ちゃんと止まれるまでになった。
自分で止まれるようになったじろじろを見て先生が「場所を変えましょう。もう少し急で長いところでも大丈夫でしょう。」 場所を変えて、基礎練習が続いた。「本当に初めてですか?」っと先生が言うほど、じろじろはすぐに上達していった。にーおーは先日のスキー合宿の成果か、これもまた生まれて2回目とは決して思えないほど上手である。斜面をスキーを履いたまま登っていくことに、じろじろは疲れ果て少しさえない表情。緩くてそれほど長くない斜面に、ある程度滑れるにーおーは不満気味の表情。子供たちに置いていかれないように、レッスンに汗する私。3人三様の思いを抱いて、午前中のレッスンは終了した。昼ごはんを食べながら、午後の予定について3者協議が始まった。にーおーはリフトに乗って、もっと上のほうで滑りたい。じろじろはもう少しスクールで教わりたいが、斜面をスキーで登るのはおもしろくない。私は、じろじろとにーおーに、楽しいと感じて貰いたい。そこでスクールの先生に相談に。じろじろが思ったより滑れるようになったので、「リフトに乗ってみんなが満足できるレッスンをしましょう。」 昼からも、先生にお世話になる事になった。
結構がんばってる、にーおー

初めてのわりに、なかやるな!じろじろ!
いよいよリフトに乗って、上のゲレンデへ。早速にーおーを、少し自由に滑らせてみる先生。じろじろと私は、ボーゲンでゆっくり大きな弧を描きながら滑ってゆく。先生が先に滑って、その後を先生の所まで滑って行く。にーおーには先生から個別に指示があり、ボーゲンは卒業した様子。スキーを平行にそろえるように教えられていた。じろじろは結構急な斜面でも、臆することなく果敢にチャレンジ。じろじろが行くもんだから、行かないわけは行かずへっぴり腰で挑戦する私。
昼からの2時間のレッスンはあっという間に終わった。最後は結構上のほうまで行って、こけながらではあるが滑ってきた。午前のレッスンが終了した時の、なにかしら不満げな表情とは打って変わったいい表情で3人とも午後のレッスンは終える事が出来た。こんなに楽しいんだったら、もっと早くに来ればよかったと少し後悔しながら、ハイパーボール東鉢を後にした。
帰りの車中、次の出陣計画が3人で練られていた事は言うまでも無い。

(余裕が無かったので、写真をほとんど撮っていなかった事を帰ってから気がついた。ちょっと後悔)
2004/2/11