Marechal Owner's サイト訪問 in 自然の森ファミリーオートキャンプ場
April 2004
3月の極寒キャンプの際に出会った素敵なテント、マルシャル。フランス製オールコットンのテントに、Mamaと私は一目惚れ!3組のマルシャルオーナーが一堂に会すると言う事で、憧れのマルシャルをじっくり拝見しようとホームグランドとなりつつある自然の森ファミリーオートキャンプ場へと出かけて行った。
前回の極寒キャンプでのマルシャルのテントとの出会いは、私とMamaにとって衝撃的だった。オールコットンである事による通気性の良さでテントの中でストーブを焚いていたのである。話をうかがうと、冬には鍋パーティーをよくされると言うから驚きである。雨が降ると雨漏りが心配かと思うと、湿気を吸収して繊維が膨張し目が詰まって雨が漏れることは無いそうだ。夏の暑い時期には繊維が乾燥し目が粗くなり風が通りとても快適に過ごせるらしい。そんな優れた機能性もさることながら、私たちの全く知らないキャンプスタイルを目の当たりにして、カルチャーショックに見舞われた。皆さんとっても、お洒落!そんなマルシャルオーナー3組が自然の森ファミリーオートキャンプ場に集うと言うのを聞きつけ、豪邸訪問ならぬ豪テントサイト訪問となった。
街では葉桜になっていると言うのに、ちょうど見ごろの桜が誇らしげに咲き競っている、お気に入りのキャンプ場に14:00に到着。ちょうど周りの木々がいい具合に陽の光を遮ってくれているサイトだったので、今日はタープを張らずにいつもより短い時間でサイト設営完了。タープが上手に張れない事にやけをおこして、タープの設営をしなかったわけでは決して無い!と、思う…。
早速、ベッカム & キャサリンさんのサイトへご挨拶に。キャサリンさんがマルシャルのテントカタログを持ってきてくれていて、それを眺めながら色々とマルシャルについて教えて頂いた。サイトを演出している、数々のしゃれた小物。話をうかがうと、なんとベッカムさんの手作り!とても工夫をされて、素敵なサイトを作り上げておられる。真似は出来そうに無い…。オールコットンのテント、木を中心とした小物、お2人の自然素材へのこだわりが統一感のある素敵なサイトを作り上げていた。

せんちゃんのサイトへは日が暮れて焚き火トークに皆さんとご一緒させて頂いている時、せんちゃんの子供さんにゲームしようと誘われてお邪魔した。実は少し冷え込んできて寒く感じていたところ、せんちゃんのテントに入るとむっちゃ暖かかった!やはり、ストーブをテントの中で焚いていた。楽園である。ベッカム & キャサリンさんはお2人だけなのでテントにコットを持ち込んでいたが、せんちゃんはお子さん2人と奥様の4人編成。テントの半分ぐらいのインナーがセットされていて、寝室が確保されていた。この寝室が思っていたより広くて快適そうだ。せんちゃんも日本へのマルシャルのテントの輸入が打ち切られ、入手不可能になってからその魅力に魅せられたそうだ。では、どうやって手に入れたのか?知人にフランスからの個人輸入をされた方がいらっしゃり、同じ方法でGETしようとしていたところなんとYahoo!オークションに出品されていて見事競り落としたそうです。羨ましい…。
神さんのサイトへは、翌日お邪魔した。ビールをご馳走になりながら、いろんな話を聞かせて頂いた。私と干支が同じである事、奥様は寒さが苦手で温かくなるまでは神さん1人でキャンプされている事、お若いときは毎週のように琵琶湖畔へキャンプへ行っておられた事…。神さんの、お気に入りグッズの写真も見せて頂いた。あとでキャサリンさんの聞いたところによると、神さんはテレビや雑誌の取材をよく受けていたそうだ。キャサリン曰く、関西にマルシャルのテントを紹介し広めたのは神さんであるらしい。そんな神さんからも、やはりオールコットンの素晴らしさを聞かせてもらった。
残念ながら、日本ではほとんど手に入れる事が出来ない。フランスからの個人輸入という手があるが、現在生産されているモデルは酸性雨の対策として天井の部分がビニールシートのような生地が使われている。オールコットンの入手が、益々困難になっている。
もう1人、素敵な方と出合った。前回の極寒キャンプの時にお会いしているのだが、じっくり話を聞かせてもらったのは初めてである。オールドコールマンコレクターの、カウボーイさんだ。たくさんの貴重なランプやストーブ、オールコットンのコールマンテントなどを拝見した。カウボーイさんの素敵なところは、単なるコレクターではなくきちんと使っておられるところだ。お隣のサイトだったツルさんもまた、コールマンフリークだ。その統一感のあるサイトは、圧巻であった。
オールコットンテントに触れて、オーナーたちの話を聞き、益々GETしたいと言う気持ちが膨らんできた。さーて、帰ったら早速マルシャルGET作戦そのAを開始しよう!
出番の少なかったコーディーだが、アクシデントで負った傷も完治し以前の元気が戻ってきた。今回も周りに人と他のペットがいないことを確認して、いつものゾーンでノーリードで遊ばせた。心なしか前よりも、力強い走りに見えてきた。確実に成長しているのだろう。しかしもうそろそろゲストが増えてくるシーズン、ノーリードでのお遊びはしばらくお預けである。
2004/4/17.18